米本土戦争、始まる!
まずは、クワジャリン環礁に集結した陸軍部隊を、パナマ運河経由でクラサオ島にピストン輸送。何も知らない(知っていたかもしれないけど、もはや手の打ちようはない)米国。快く運河の通行を許可してくれた。
6月8日。陸軍部隊の上陸とともに、海軍基地および航空基地の建設を開始。というか、ゲーム的には、あらかじめ生産しておいた基地を配置しただけ。考えるとおかしな話だが、モジュール工法を採用することで、日本国内で基地のパーツを製造し、現地ではそれを組み立てるだけという方法を開発したことにしておこう。
航空基地開設にともない、
●第1戦闘航空軍(中島正少将)
●第1陸上航空軍(小沢清四郎少将(海軍の小沢中将の実弟=架空))
●第2陸上航空軍(市丸利之助中将)
●第1海上航空軍(近藤頼松中将(海軍の近藤中将の実弟=架空))
がクラサオに空路移動。
勝手に架空の軍人を創作しているが、これは本ゲームにおいて、陸空軍あるいは海空軍の間で所属の重複する将官がいるため。同一人物が同時に別の場所で、艦隊戦の指揮をとったり爆撃に参加したりしていては、いくらなんでもまずいだろうという配慮です。
一方、海軍は
●第1艦隊(山本五十六中将)「長門」「日向」「雲龍」「飛龍」「蒼龍」「瑞鳳」ほか軽巡6隻
●第2艦隊(南雲忠一中将)「陸奥」「伊勢」「扶桑」「霧島」「金剛」ほか軽巡5隻
●第3艦隊(小沢治三郎中将)「比叡」「榛名」「山城」ほか軽巡3隻
がクラサオ基地に配属された。
7月12日。
7月19日。
予定どおり、スペイン内戦勃発。
順調(?)に戦争への道を歩む世界情勢に乗っかって、我が日本も対米戦の準備完了。あとは大本営陛下による開戦の詔を待つだけとなった。
7月20日、クラサオ島の基地から多数の海軍艦艇がひそかに出港し、一団はパナマ沖へ、そしてもう一団はマイアミ沖へと海路移動した。
そして、運命の1936年7月22日。
大本営発表はこんな感じだったんだろうか。
「臨時ニュースを申し上げます。大本営陸海軍部、7月22日午前6時発表。帝国陸海軍は今22日未明、カリブ海において米軍と戦闘状態に入れり」
年明け以降、軍事・外交における奇策の連続に慣れっこになっていた日本国民も、今度ばかりは度胆を抜かれたことだろう。同時に事の真相に思い至り、納得してくれたはず。
7月25日、第12歩兵軍団(東条英機中将)および第13歩兵軍団(石原勘蔵中将=架空)がコロンで上陸を完了。
パナマ運河のあるコロンプロヴィンスを米国から奪取。1914年8月15日の開通から22年間、米国に帰属していた運河地帯の施政権と運河の管理権は、大日本帝国がもぎ取った。開戦劈頭の大きな戦果である。
これで、ハワイ・真珠湾またはカリフォルニア・サンディエゴ軍港に駐留している米太平洋艦隊は、南米大陸最南端のマゼラン海峡を迂回しないと、大西洋に展開することができなくなった。
その間に、4隻の空母を擁する我が第1艦隊・第2艦隊・第3艦隊が、敵の大西洋艦隊(旧式戦艦主体)を撃滅し、米国東海岸の制海権を確保した上で、陸上部隊の作戦行動を支援すれば、マイアミから北上する陸軍が東海岸を蹂躙することなど瞬く間であろう。そうして、産業ひいては国力の源を喪失した米国の運命は火を見るより明らかである。
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