« 地域画像-那覇- | トップページ | 1941年12月第3ターン »

2006/12/04

開戦前夜

 7月以来、休戦状態にありました「太平洋戦記2」プレイ記録。「新・太平洋戦記2」と装いを一新(?)して再連載を開始します。

 今回プレイするのも「ライジングサン」。もし「八八艦隊計画」が完成していたら?」という想定のもとに太平洋戦争を再現する架空の戦いである。

 「八八艦隊計画」とは、艦齢8年以内の新型戦艦8隻と新型巡洋戦艦8隻を基幹とした艦艇建造計画のことであり、これが成就していたら日本の海軍力は世界一になっていたといわれている。
 1920年第43回帝国議会において建造予算が可決承認されたが、1922年のワシントン条約による主力艦の保有制限に抵触するため、その大半が建造中止や廃棄を余儀なくされた。

 ただ太平洋戦争においては、戦闘の主役は巨砲を装備した戦艦から航空機およびそれを搭載した航空母艦へと移っており、たとえ八八艦隊が完成していたとしても、戦いの結果になんら変わりはなかったであろう。

 そもそもワシントン条約云々以前に、当時の日本の国力で16隻もの戦艦と巡洋戦艦を造ることができたのか? その点について森本忠夫著「魔性の歴史」では、「もし八八艦隊が完成すれば、その経常の維持費だけでも年間6億円が必要とされ、当時の国家財政(歳出)15億円に比べると、ただそれだけで歳出の実に40パーセントが食われるといった有様だった」とある。これじゃ、無理やな~。

 それはともかく、ゲームの初期設定では八八艦隊の構成は、以下のようになっている。

  戦艦『長門』『陸奥』『土佐』『加賀』『紀伊』『尾張』『駿河』『近江』
  巡洋戦艦『赤城』『天城』『愛宕』『高雄』『浅間』『鞍馬』『鳥海』『摩耶』

 ただ、戦艦・巡洋戦艦ばかりをこんなに大量建艦しても仕方ないので、巡洋戦艦はすべて艦型変更して航空母艦として登場してもらうことにした。

Photo_16

 『浅間』型空母の搭載機数はなんと108機。『浅間』『鞍馬』『鳥海』『摩耶』の4空母は戦いの全期間を通して獅子奮迅の活躍をすることになるだろう。

 さて、開戦時(1941年12月第3ターン)の日本の勢力範囲は下のとおり。

000000seiryoku

 南太平洋における勢力範囲がえらく東に突出しているようだが、これは第1次大戦参戦の結果、ドイツ領だったマーシャル諸島を委任統治領として日本が獲得したため。
 しかし、あまりにも補給線が伸び過ぎているので、維持できるかどうかはかなり疑問。いっそのこと、一時的にマーシャル一帯を放棄して防衛正面を縮小し、トラックあたりに兵力を集中させて要塞化を急いだ方が、後々の展開が楽になるかもしれない。

 今回の戦いの目的はズバリ、

 「欧米列強による植民地支配からのアジア解放」

 陳腐なスローガンだけど、これしかあるまい。
 んで、これを実現するための大方針としては、以下のとおり。

 第1段階:南方作戦…原油・鉄鉱石・ボーキサイト(南方資源)の産出地帯を制圧
 第2段階:大陸打通作戦…南方資源の陸上輸送路確保と対中講和
 第3段階:インド洋作戦…英国の勢力をインドから駆逐し、日-英単独講和
 第4段階:太平洋作戦…太平洋の米国根拠地を奪取、実質的日本勝利の講和

 真珠湾攻撃は実施せず、まずは南方作戦に全力を投入することにした。そのため、全艦隊を高雄に集結させて再編成。開戦初頭から米太平洋艦隊が東南アジア方面に進出してくることは(おそらく)ないだろう。(←楽観的予想)

« 地域画像-那覇- | トップページ | 1941年12月第3ターン »

太平洋戦記2 1941年」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92467/12321831

この記事へのトラックバック一覧です: 開戦前夜:

« 地域画像-那覇- | トップページ | 1941年12月第3ターン »

最近のトラックバック

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31